家族介護ガイド

家族で介護の予定と担当を共有する方法

介護のすべてを一人で抱えず、本人の希望を中心に、家族ができることを小さく分けて見える形にします。このガイドは連携の整理を目的とし、医療や介護サービスの判断に代わるものではありません。

1. 本人を含めて、必要なことを確認する

まず、ケアを受ける方の希望と、今困っていることを家族で確認します。予定を作る前に、本人が自分で続けたいこと、家族に頼みたいこと、専門職へ相談することを分けておくと、担当が押しつけになりにくくなります。

2. 今日必要なことから、小さく書く

最初からすべてを一覧にせず、通院の準備、買い物、書類の確認、連絡など、家族が実際に引き受ける行動だけを書きます。診断名や詳しいケア内容を必要以上に共有せず、連携に必要な範囲に絞ります。

3. 担当と、難しいときの引き継ぎ先を決める

予定ごとに主な担当を一人決め、難しくなったときに誰へ伝えるかも合わせて決めます。近くに住む人だけへ偏らないよう、情報収集、連絡、費用の整理など、離れていても担える役割を含めます。

4. 完了と変更を、短く同じ場所へ残す

終わったこと、できなかったこと、予定が変わったことを、家族全員が見る一つの場所へ残します。重要な医療上の判断や緊急時はアプリだけに頼らず、家族と専門窓口へ直接連絡してください。

5. 定期的に、分担を見直す

本人の状況や家族の生活は変わります。無理が続いている人がいないか、不要になった予定が残っていないかを定期的に確認し、役割を入れ替えます。地域包括支援センターなど地域の相談先も、必要に応じて利用してください。

参考にした公的情報

内容確認: 2026年8月31日